せっかく収納棚を購入したのに、いつの間にか散らかってしまうという事はありませんか?
もしかしたら、適した場所に適した収納棚を配置できていないのかもしれません。
使った物を収納するのに不便な場所にしまうとなるとついつい物を出しっぱなしにしてしまいます。
今回のブログは収納棚をどのように選び、収納するのがいいのか、解説していきます。
目次
収納する物の把握
家族にも協力してもらって、使用頻度を確認していきましょう。
- 毎日のように頻繁に使う物
- 数日に1度使う物
- 1年に数回しか使わない物(ほとんど使わない物)
- 不要な物(1年以上使ってない物)
お部屋が散らかりやすい方は、「よく使う物なのに収納棚の下に置いている」「実際に使う場所から少し離れた場所に収納しないといけない」というような事がないか考えてみましょう。
すぐに収納できないと「後で片付けよう」が積み重なり、散らかっていってしまいます。
また、「いつか使うかも」と思って、1年以上まったく使っていない物は処分する事も視野に入れて整理していきましょう。
使用頻度によって収納場所を考える
すぐにお部屋が散らかってしまうという方は、頻繁に使う物が簡単に収納できるようになっているかを確認していくといいでしょう。
出しっぱなしになるというのは、しまうのが面倒になっているからです。
「使う場所と収納する場所を近くにする」「収納場所は手の届きやすい高さにする」など工夫してみましょう!
毎日のように頻繁に使う物
頻繁に使う物はできる限り、出しやすく収納する事を心がけると、散らかりにくくなってきます。
携帯電話、財布、鍵、テレビのリモコン、充電器、化粧品、羽織りなど使用頻度の高い服など、頻繁に使う物は極力、出し入れしやすさを重視して収納場所を決めましょう。
- 手が届きやすい高さに収納する
- 棚や引出しの手前に収納する
- 開き戸・引き戸の中ではなく、オープン棚に収納する
などなど、毎日の小さなストレスを溜めないように、快適に使用する工夫をしていきます。
数日に1度使う物
文房具、認印、通帳、診察券、保険証、レジャー用品など、毎日ではないけど数日に1度、数週間に1度使いそうな物は頻繁に使い物の次に出しやすいスペースに収納します。
- 収納棚の上段・下段
- 棚や引出しのひとつ奥に収納する
- 開き戸・引き戸の中などにしまっておく
などなど、収納するのにそこまで不便はない場所にしておきましょう。
1年に数回しか使わない物(ほとんど使わない物)
来客用の食器や寝具、たまにしか使わないアウトドア用品、スポーツ用具、クリスマスツリー、加湿器・扇風機など毎年使うけど、出し入れが少ない物は奥のスペースに収納します。
「しまうのが面倒だから。。。」と出しやすい場所にしまってしまうと、頻繁に使う物が出し入れしにくくなり、お部屋は散らかりやすくなります。
出し入れしやすい場所は先に説明した「頻繁に使う物」と「数日に1度使う物」のために空けておきます。
- クローゼットの手の届きにくい上の棚、下の収納ケース
- 押入れの奥や上の棚
- 洗面台の下の収納スペースの奥
- ベッドの床板下
不要な物(1年以上使ってない物)
1年間使わなかった食器、着ていない服など春夏秋冬を通して使っていない物は処分する事も検討してみましょう。
スペースが増えれば、その分、他の物が出し入れしやすいスペースを作る事ができます。
誰でも出し入れしやすくグループに分けて収納する
「いつも自分ばかりが片づけをしている」「家族によくどこに収納されているか聞かれる」という事はありませんか。
何か作業をする際は、道具類がまとめてあるほうがサッと取りかかれます。
雑貨屋さんや薬局、スーパーなど、お店に行くと、探しやすく商品がグルーピングされています。
作業ごとに物をグループにして一緒に収納してみましょう。
たとえば、「お弁当セット」「洗濯セット」などと分類しておきます。
「洗濯セット」の場合、洗剤・洗濯ネット・洗濯バサミなど関連のあるものを同じ場所に収納しておきます。
収納棚の種類別メリット・デメリット
収納棚の種類によってメリット・デメリットを記載しましたので、収納する物に合わせて、どのようなタイプがいいか選ぶ際の参考にしてみてください。
オープン棚
メリット
- 出し入れしやすい
- 物を探しやすい
- 扉を開くスペースが不要
デメリット
- ホコリが溜まりやすい
- 収納物が隠せない
- 地震の際に不安
開き戸
メリット
- 隠して収納できる
- 左右の扉を同時に開くと大きなものも出し入れしやすい
デメリット
- 扉を開く手間がかかる
- 扉を開くスペースが必要
- 地震の際に不安
引き戸
メリット
- 隠して収納できる
- 扉を開くスペースが不要
- 地震の際に安心
デメリット
- 片側が開いている時にもう片側の物を取り出せない
- レールにホコリが溜まりやすい
引き出し
メリット
- 隠して収納できる
- 奥のものまで出し入れがしやすい
- 上から中身を一目で確認できる
デメリット
- 扉を開くスペースが必要
- 目線より高い位置だと中身が見えない
- 重い物の収納に不向き
シェルフ・チェスト・キャビネットの違い
シェルフ・ラック
扉や引き出しのないオープンタイプの棚。
本棚だとブックシェルフとかいいますよね。
観葉植物・雑貨・本などを飾りながら「見せる収納」として使います。
背板付きタイプだと後ろに物が落ちないので安心ですが、高さがある物だと圧迫感が出ます。
背板がないタイプだと抜け感があり圧迫感がありませんが、後ろに物が落ちてしまう可能性もあります。
チェスト
引き出しが付いている、いわゆる「タンス」のこと。
引き出しの幅が広いものは主に洋服・衣類用、狭いものは小物収納に使います。
ファブリックチェスト ブレイクスルー
衣類、タオル、おもちゃ、リビング小物などたっぷり収納できるファブリックチェスト。
木目模様にスチールを合わせた異素材MIXがおしゃれ。シリーズで組み合わせるのもオススメです。
キャビネット
扉が付いている収納棚のこと。
中はシェルフのように固定式の棚や可動式の棚があります。
扉の種類によって、隠す収納にも見せる収納にもできます。
幅40cm キャビネット フェリス
北欧スタイルやカントリースタイルにもピッタリです。上部は自由に使えるオープン収納スペース。
棚板は可動式で、無駄なくスペースを活用できます。シリーズで組み合わせるのもオススメです。
木目や節など木の表情をリアルに再現した強化シート仕上げ。湿気や傷に強く、耐久性に優れています。
棚板4枚は可動式で用途に合わせて調節できます。シリーズで組み合わせるのもオススメです。
古木風の木目デザインにアンティークゴールドの取っ手がアクセント。引き出しは使いやすいフルスライドレールを採用。
棚下スペースは掃除のしやすい高さ約10cm。
プラスアルファの収納用品
収納家具にプラスアルファで細々した物を整理整頓する収納アイテムをいくつかご紹介します!
整理整頓するメリット
リラックスできる
疲れてホッと一息つきたい時に散らかったお部屋を見るとリラックスできません。
勉強や自宅での仕事、作業も集中できず、はかどりません。
整理された家だと、心地よく過ごせるようになり、家にいる時間を大切にするようになります。
また、散らかしっぱなしにする家族へのストレスも軽減されます。
時間に余裕ができる
食事の準備、出勤前の支度など、様々な作業がスムーズに行えるようになります。
物を探す時間も減り、時間に余裕が生まれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎日、少しずつ時間をとって、快適に物を出し入れできているのか考えながら、整理整頓に取り組んでみましょう。